JICS2014レポート(6) 1/15後編 ジェネラルパネル
ジェネラルパネル
- 「グローバルクラウド時代のアイデンティティとデータの所在」
- 参加者
- モデレータ: 藤井さん
- パネリスト
- 舘野さん: さくらインターネット
- 玉川さん: アマゾン
- 宮内さん: 弁護士
ここ5年でクラウドを取りまく環境はどう変わったか
- 玉川さん
- 舘野さん
- 宮内さん
Consumerization of IT
- BYOD、エンプラとコンシューマの垣根、Google Apps、端末もアプリもグローバル
- 玉川さん: AWSの理由…コンシューマ寄り
- アマゾンはeコマースだが、多くのお客様に来てもらえるように機能を早く作りたい → サーバーをすぐ入手したいという社内ニーズがあった
- 作ったら便利だった → 公開
- 社内ネットから使いたいと要望
- アマゾンのサーバーとAWSのサーバーどちらが多いか?
- 誤解: 本屋をやっていて、余ったサーバー資源を売っている
- amazon.comの全サーバー量(7千億企業だったころ)のサーバー数を毎日追加している
- 舘野さん
- public/privateクラウドは安全かどうか
- 宮内さん: まずこの表には安全性が書かれていない(会場笑)
- 海外に出して大丈夫なのか? NSAとパトリオットactとか
- 現実には心配ではない。海外の業者に強制執行は大変。EUからもって来るのも大変
- 国内だと{なくなっちゃう,もらしちゃう}のが心配
- 実際に発生した(firstserver)
- 起こったときに保障とれるのか
- 被害額を算定できない
- お金をもらうよりもデータを返してほしいという問題も
- 藤井さん: それってクラウド特有の問題なのか?
- 玉川さん: あずけている方が楽
- 耐侵入とか → 第3者認証を示せる
- アプリ、プラットフォーム → これはお客様にやっていただく
- デフォルト暗号化がトレンド。http → httpsの流れと似ている
- 玉川さん: あずけている方が楽
- 舘野さん: SaaS, BaaSだとデータ置場の所在をコントロールできない場合もある。IaaSだとコントロールできる。
クラウド時代のIDとは
- IDの囲い込みの流れ → 今後のID
- 宮内さん: ID連携: 認証の連携 + データの連携
- 玉川さん: 利用者側が知識をつけていかないとリスクが高い
- 宮内さん